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過疎の村 作物直売所の売り上げ年間2億円 福岡県の赤村という過疎の村。人口3600人ほどの村の「村特産物センター」の売り上げが年間2億円と言うニュースがあった。
1991年に村が青空市場として開いた初年度は、1800万円の出荷額、開業当初の出荷者は3、4人だったそうです。 1994年には1億円、そして2000年には2億円になったという。 現在の出荷者は240人、村の農業生産額の4分の1を占めるまでになったとのこと。 過疎地は全国に増え続けているが、この赤村のような例はあまり聞いたことがなかった。 何か特別な農作物でもあるのかと思ったが、そんなものはないようだ。農村であればどこでも作っているごく普通の野菜などを扱ってこれだけの売り上げがあるのは、全国でもめずらしいことなのだろう。(新聞のニュースになるくらいだから) まず思ったのは、その理由はなんだろうか? (読売新聞記事の一部引用) 「これこれ、この人のサトイモがおいしいの」。売り場では、袋に書かれた生産者名を見てから買う客が目立っていた。生産者名を明記するのは、「作り手が味と安全を保証する」趣旨だという。
「新鮮、安価、安全」を徹底させるため、センターにはほかにもいくつかのルールがある。価格は生産者が自ら決めるが、ライバル店よりも高いのはご法度だ。協議会職員が店内でさりげなくチェックし、高い場合は客の目に付かない荷受け場の掲示板に「よその直売所より高いよ」などと書き込んで生産者に伝える。レジで「ネギはほかと比べて安い?」と常連客に聞き込む職員もいた。
ホウレンソウや春菊などの青物は収穫直後の新鮮な品しか扱わない。売れ残りは生産者がその日のうちに引き取る決まりだ。 |
ポイントではないかと思われる箇所を太字にしてみました。 そうしてみると、取り立てて珍しい特別なことはないのです。 「新鮮、安価、安全」というのはごく普通のことで、民間の販売店でのセールス文句にもごく普通に目にすることです。 違うのは、(記事を見ての私の感想ですが)特産センターのルールの徹底と出荷者の相互の協力が、見事に現場に反映しているということでしょう。 ごく普通のことだけど、現場で徹底されている。それだけのことで村が反映するのだな、と感心しました。 また、出荷者のなかに、『定年退職後に農業を始めた人もいる』ということも書かれていました。 農業の担い手不足の今、新規就農者の確保といった側面から見ても参考になるのではと思います。 田舎暮らしをしたいと考えている人が、別に農業で生計を立てることまで考えていなくても、自分達の食べる分、知人に配る分に加え、そのような仕組みの中で、精魂込めて作った作物を飼ってくれる人がいれば、うれしいことではないでしょうか。 荒廃農地対策、新規就農者確保のために農地法などの制限を緩和しようという行政側の動きもあるようですが、このニュースにも何らかのヒントがあるのでは、と感じました。 赤村ホームページ |