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日本で最も美しい村連合 このNPO法人があることを今日のニュースではじめて知りました。 そのサイトを見て感じたことを少し書いてみます。 「日本で最も美しい村連合」のサイトより 趣旨:失ったら二度と取り戻せない日本の農山村の景観・文化を守る活動。 現在九つの町村が加盟しているのですが、フランスでは、ガイドブックや地図に載る程有名な活動になっているらしいです。 この連合へ加盟するには審査があって、次のような要件を満たすこととされています。
- 1.人口が、概ね1万人以下であること
- 2..人口密度が、1平方Km当たり50人以下であること
- 3.地域資源が2つ以上あること
- (1)景観-生活の営みにより作られた景観をいう
(2)環境-豊かな自然や自然を活かした町や村の環境をいう (3)文化-昔ながらの祭りや郷土文化、建築物などをいう - 4.連合が評価する地域資源を活かす活動があること
- (1)美しい景観に配慮したまちづくりを行っている
(2)住民による工夫した地域活動を行っている (3)地域特有の工芸品や生活様式を頑なに守っている
この要件について私の感想 1.と2.の要件は、ほとんどの町村で楽にクリアできる。 (全国過疎市町村マップを見ると、全国都道府県のほぼ全て(東京都にも)に過疎地域があります。) 3.と4.の要件はなかなか厳しい。 それらの要件を支えていく為の人は大変だろうと想像しています。 祭り、地域活動、工芸品などの担い手の問題。祭りを例にとると、高齢化や若者の都会への流出で、御輿の担ぎ手が調達しにくくなっていると聞きます。また、棚田や農村風景など、美しい景観を支えるのも、人々の暮らしがそこにがあればこそ。 手つかずの自然が美しいケースもありますが、人がいなくなった村は美しいとは言えません。荒れ果てた田畑、朽ちた家が残るだけです。 私の感じたこと 日本の美しい村を維持していくためには、人々の生活がそこにあることが絶対条件だということです。 田舎といわれる地域で、今よりさらに過疎化が進めば、美しい村を維持していくこと自体が難しくなると思うのです。 そして、そのことに関して、相反する側面を持った二つの動きが始まっていることを興味深く思っています。 【田舎を活性化させる動き】 1.総務省は今年に入って、「交流居住のススメ」というサイトを立ち上げ、都会と田舎を行ったり来たり、というライフスタイルを提言しています。各地方自治体との連携も進んでいるようです。 2.地方自治体による定住人口増への取り組み(田舎体験ツアーや空き屋バンクの開設など) 【田舎を衰退させる動き】 ※郵政公社の発表している統廃合計画。(全国約4600の集配局のうち約1000局ほどを無集配とする)当然、各地の自治体が反対意見を提出しています。しかし今月初めからすでに各地で統廃合が始まりました。
※公共交通機関である鉄道、バスなどの赤字路線の路線廃止や経路変更などの活発化。 ※過疎地での医師不足が加速化。 など、地方での人口減少に拍車がかかりそうな動きも活発化しています。学校の統廃合も進むでしょう。 車に乗れない年寄りは病院へ行くバスもない、若者は仕事がなく医者のいないところで子育てに不安がある。そんな状況が進んでいるのです。 「官から民へ」というスローガンのもと変わりつつある日本。 民の力を生かそうという動きは、この分野にも現れてきています。 具体的には、地方移住や田舎暮らし支援のNPOがどんどん誕生していることや、県と宅建協会との提携などが挙げられます。 10年、20年後日本の姿はどうなっているのでしょうか。とても興味深いです。 その頃は、今の時の人である団塊世代も70、80才です。 私は何年先まで見られるのが分かりませんが・・・。 |